さきほどの記事でH1Bビザについて書きました。
就労ビザが欲しい?じゃ、H1B。でも… の記事ね。

これ、私も申請しようと思ったんですよ。ある時。

ですが。まぁもう最悪な思い出が蘇ります。
その名も、弁護士のバックレ。

これ、一番アカンやつですよ。


名こそ伏せますが、結構日本人の間では名の知れた弁護士事務所です。
そこは良心的な値段でやっており、弁護士もかなり優秀。

何と言ってもビザ取得確率ほぼ100%というのが売りなそこの事務所。

当時の私は弁護士を信じきっておりました。
いや本当にバカだった…かもしれない。

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今は、移民弁護士嫌いです。ごめんなさい。弁護士の皆様。
このたった1人のバカ弁護士のせいで私は移民弁護士を嫌いになってしまいました。

もちろんたくさん優秀な方々はたくさんおられるでしょう。
ですが、たまたまこんなアホ弁護士にあたってしまったのはツイてなかった。

相談しに行った時、かーなーりー自信満々でした。

取れます。H1B。

ほ、ほう…そうですか。これは頼もしいお言葉。その時点で大体2月くらいでした。
書類の準備を早急に始めなくては。H1Bビザの受付開始は毎年4月1日。
ここ数年は応募者が殺到するので、5営業日で締め切られ抽選になります。

4月1日までに書類を準備しないと。あと2ヶ月しかない。

ということだったので、この敏腕弁護士(見せかけ)の頼もしい言葉を信じ、
弁護士費用をまんまと払ってしまったのです。アホな私たち。

いや、でも本当に評判良かったんですよ。日系情報誌とかにも毎回載ってたし。
移民弁護士を使ったことある人なら、名前を聞いたら分かる人が多いと思います。

実際ここを使ってビザを取得したという人も割といるっぽいので、
まぁ信じてしまったんですね。 


いやでも実際、この弁護士は書類の準備をサクサクとやってくれました。
用意するものはこれとーこれとーって感じでメールでやり取り。
困った時は電話をしたりして、わりとスムーズに連絡を取り合っていました。

その当時ビザ関係にそこまで詳しくなかった私は、
おぉ、なかなかすごい!
書類も、それっぽい!
という感じでもう頼りきっていました。


3月の最終ウィークでは、
もう書類の準備はバッチリです!あとは、4月1日に送るだけ!

あー良かった。間に合った!

抽選に通るかは分からないけど、とりあえず書類は送れそう!
ということで、少し緊張感から開放されました。


で、来たる4月1日。


弁護士事務所からメールが来ました。

やれやれ、送付しましたという報告メールかな?
と思ってメールを開いた瞬間。固まりました。

そこに書いてあったのは信じられない出来事。

要約すると、

移民局に営業停止を余儀なくされました。
もう移民ビザの申請などは何もできなくなってしまいましたよん。ごめんなさいね。
H1Bの人たちは5日以内に書類送らなマズイですよね。
コピー添付しとくんで自分たちでなんとかしてね。よろしく。
いやー本当ごめんなさいね。でもこれ私たちでどうこうできる問題じゃないんで。
あ、お金は返しまーす!


みたいなメールが来ました。

いやいや…

ふざけんなよと。

信じられないんですけど。これ、何?
エイプリルフールですか?と。
いやいや笑えないよ、このジョーク。

まぁ、エイプリルフールではないっぽかったです。
エイプリルフールのジョークだったらどんなに良かったか。
残念ながらガチでしたね。

これ、友達に言っても、え、エイプリルフールでしょ?と笑

もちろんソッコー電話しましたよ、この弁護士事務所に。
誰も出ず。

4月1日。H1Bを申請する日。

誰も出ず。

考えられます?呆然としましたね。

コピーを添付しとくって、ふざけんなよと。私に自分で送れと!?


次の日、朝早くから事務所にわざわざ乗り込みました。

なんと、もぬけの殻。

え?冗談キツイでしょ。というレベル。

4月2日。誰もいない事務所。

笑えません。まったく笑えません。
5営業日以内にとにかく書類を送らないと無効になってしまいます。
抽選すらしてもらえなくなってしまいます。

どうしよう、どうしようと考えた挙句、
最寄りの日系移民弁護士事務所をスマホで検索。あ、ここ聞いたことある!
という所にあらかじめプリントアウトしておいたH1Bの書類を抱えてアポ無し突入。

パラリーガルの方が迎えてくれました。


事情を説明すると、パラリーガルさんビックリ。
えっ!?ありえない!!とのこと。まぁ当然ですが。
しかも、もちろんその方もあのアホ弁護士事務所をご存知だそうです。
余計驚いていらっしゃいました。

ちなみにこの日は弁護士先生はお休みされておりました。
4月1日にH1Bの書類を全部出し終えたので、4月2日はお休みを取ったそう。

ですよね…普通は1日に全て出し終えますよね…

ということで、持っていたコピーの書類をパラリーガルの方に見せました。とりあえず。

すると、彼女曰く書類自体はできてるとのことなので、
とりあえずソッコーサインするページだけ印刷し直して、
オリジナルのサインを貰って自分で投函しなさいと。

あと3日あるから間に合う!

と言って頂いたので、
言われた通りそうしましたよ。

4月3日に郵便局(というかFedex)に駆け込み速達で送りました。
あーあの時は本当ヒヤヒヤしましたね。
もしかしたら出せないかもしれないと思って。


結果としては、抽選に漏れてしまい申請は不可能でした。
ですがとりあえず出せて良かったなぁと思いましたね。

と同時に、

弁護士、信用ならん。と思いました。

もう完全に失踪しています。どこにいるかすら知りません。
もちろん被害者は私だけではないので、被害者の方々が色々調べたのですが、
やはり居場所も連絡先も分からずじまい。

分かったことは、グリーンカードすら持っていない人だったということ。

元々、弁護士事務所をやる資格すらなかったのか?
それはもう闇の中です。

もちろん、返ってくるはずだったお金も返ってきません。

他の弁護士さんに比べたらとても安い費用なので、勉強代だと思うことにしました。


この経験があって、私はやはり人って信用できないんだと痛感しました。
自分でできることはなるべく自分でしようと思ったんです。

もちろん就労ビザは難しいと思いますので、弁護士さんに相談した方が良いでしょう。


でも、抽選グリーンカードの申請はとても簡単。
逆にこんな仕事でお金を取るなんて私は考えられません。
弁護士、ボッタクリ。

ただ、この経験がなかったら
高い弁護士費用を払って弁護士に頼んでたかもしれない、と思います。
まぁ今は自分でグリーンカードを取得することが出来たから
結果オーライかなぁということで。

…ってかマジでバックレ弁護士なんてありえない。


あいつ。今どこで何しているんだろう。
思い出すとやはり腹立ちますね。