日本の戸籍制度。結婚したら、夫婦どちらかが夫婦どちらかの姓に変えなければなりません。
今のところ、婿養子等の一部例外を除いて、夫の姓に変えるパターンがほとんどなのではないでしょうか。

しかしながら、国際結婚の場合は夫婦別姓が可能なのです。日本人以外は戸籍がないからです。つまり、日本以外の国籍の人が日本国籍の人と結婚する場合。日本人側はそれまでの姓を維持することも可能ですし、変更することも可能。
とは言え、よく出会う日本人妻の方は「マキコ・スミス」のようなパターンが多いので変えてる人が多いんでしょうけどね。

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ところで、ShellyとJohnは、ご存知の通り日本人同士の結婚です。つまり、どちらかの姓を変更することになります。
流れ的にShellyがJohnの姓に変えたのですが、できることならShellyは変えたくなかったんです。ずっとこの名前で生活していたし、色々カードやら何やらの変更の手続きも面倒だし…
それに、何より仕事。Shellyは仕事もしており、名前を変えたくない。

まず、アメリカでは夫婦別姓は認められています。

実は、恥ずかしながらShellyは結婚するまで、てっきり日本も夫婦別姓ができるもんだと思っていました。少数派ではあるかもしれないけど、夫婦で別姓を名乗ってる人もいるのだと。JohnもShellyが旧姓を残す事に納得しており、そうするものだとばかり思っていました。

が…大いなる勘違いでしたね。

事実を知った時、3日間くらいショックでした笑「えぇ~!!名字変えないといけないの~!!!」って笑

ですが、まぁ仕方なく日本の戸籍上はJohnの姓、杉山Shelly(仮名)になり、ここアメリカでは夫婦別姓は普通ですので、そのままの旧姓、内田Shelly(仮名)という名前で生活することにしました。
今のところ、全く何も問題ないです。

でも!今後パスポートを更新する際、どうなるんだろう…とは薄々思っていました。

そこで、この記事です。

政府は女性活躍を推進するため、2019年度をめどに旅券(パスポート)への旧姓併記を原則自由化する方向で検討に入った。

6月上旬に決定する「女性活躍加速のための重点方針2017」に明記する。旅券を所管する外務省が海外事例などを研究した上で、必要な法令の改正に着手する。

旧姓併記は、現在は海外で旧姓のまま活動する人などに限られ、旧姓での活動実績を示す証明書などの提出が義務付けられている。旧姓を併記済みの旅券を更新する場合などは証明書が不要なケースもあるが、手続きの煩雑さや周知不足などもあり、別姓などを併記する旅券(国際結婚なども含む)は全体の1%未満(16年発行分)にとどまる。

重点方針を受け、外務省では旅券法の施行規則にある「戸籍に記載されている氏名」との原則を変更し、希望者が証明書なしで旧姓併記できる仕組みに改正する方向で調整する。
基本的にパスポートは、日本国籍の日本人である限り、日本の戸籍に基づいて制作されます。
つまり、アメリカではShelly Uchidaとして生活しているのに、Shelly Sugiyama(Johnの姓)のパスポートが出来上がってしまうわけです。

そうなってくると、何かと不便なことが。

なぜなら、グリーンカード表記はShelly Uchidaだからです。
アメリカに入国する際、グリーンカードと共にパスポートを見せます。その際、本人確認ができない為に別室送りになる可能性があるんです…
更には、アメリカで使っているID、クレジットカード、全てShelly Uchida。では、パスポートにあるShelly Sugiyamaは一体誰なんだ?ということにもなりかねません。

とまぁこれはMarriage Certificateなどを持ち歩けば何とかなる話だとは思いますが、とにかくパスポートの名前とグリーンカードの名前が違うと、面倒が起こるリスクが上がるということ。

ということで、上記の引用記事を見て分かるように、
旧姓併記は、現在は海外で旧姓のまま活動する人などに限られ、旧姓での活動実績を示す証明書などの提出が義務付けられている。旧姓を併記済みの旅券を更新する場合などは証明書が不要なケースもあるが、手続きの煩雑さや周知不足などもあり、別姓などを併記する旅券(国際結婚なども含む)は全体の1%未満(16年発行分)にとどまる。
とあります。

まさにShellyはこれに該当するので、これをしようとしていたわけですが、希望者が証明書なしで旧姓併記できる仕組みに改正する方向で調整する。というのはとても嬉しいニュースです!

Shellyだけでなく、日本でもお仕事等で旧姓を使っている女性の皆様も多いはず。
旧姓にプライド持っている方も多いはず!(Shellyはそうです!笑)

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この勢いで、日本でも夫婦別姓が普通になったらいいのになーと思いますが、戸籍制度のある日本ではなかなか難しいんでしょうかね。


どうやらこのパスポートへの旧姓表記は、2019年を目処に行われるよう。よしっ!Shellyの次回のパスポート更新は2021年だ!旧姓表記が簡単になっていることを信じます♪

恐らく、パスポートでの表記はShelly Sugiyama (Uchida)という感じで、カッコでの表記になるかと思います。カッコが旧姓です。


…あ、ちなみにですが、Johnの名前はSugiyamaではないしShellyの名前もUchidaでも何でもないので悪しからず笑